9月ももう半ば。お子様は志望校に向けて、全力で頑張れていますでしょうか。
「頑張った夏期講習がようやく”終わった”」というお子様と「合否を決める勝負の2学期が”始まった”」という保護者様で、意識の差が出やすい時期です。
そのため、お子様たちにはエンジン全開で頑張ってもらうよう、この2学期(前後期制の生徒は12月までの年内)が勝負だという話をしています。
受験校決定のタイミングとそのポイントについて今日はお伝えします。
1。受験校決定のタイミングについて
3月の入試に対して、公立の受験校は12月末までに決定。
年内決着
これが大原則です。
稀に、1月や2月の私立入試まで受験校決定を伸ばす方もいますが、
目標が定まらないままだと最後のひと伸びの1月〜3月入試までの時期を無駄に過ごしてしまいます。
また、私立入試は公立入試と傾向が大きく異なるので、私立入試の結果は公立の参考にはならないのです。
2。受験校決定のポイント
それでは、受験校を決定する上でのポイントはなんなのでしょうか。
学校の学力診断テストや各塾で行われている模試の判定が大きい判断基準になります。
東セミでのおすすめ基準は、年末の段階で
A判定、B判定は受験。
年内でそこまで行ければ、1月〜3月までで最後のひと伸びで合格を掴むことができると思います。
D判定、E判定であれば変更。
ただし、あくまで12月段階での判定です。9月のこの時期は、判定は全く気にせずに、間違えた箇所の確認とやり直しを重視し、12月までに結果が出るように頑張るのが大切です。
C判定
これが判断すべきところ。C判定はほとんどの模試で合格率60〜40%程度というところだと思います。
合格するにはその高校を受験する生徒の内申点を自分もとれているのかが大切になります。
基準内申点を超えていれば、勝負することができる。
超えていなければ変更が無難。です。
高校入試はだいたい同じぐらいの学力の生徒が同じ高校を受けます。本番、多少失敗しても内申点が確保できていれば、それがセーフティーネットとなり合格できる可能性が高まります。
もちろん、公立高校優先するのか私立もありなのかというご家庭方針、厳しい環境でも頑張れるのか上位の成績で頑張った方が良いのかというお子様のタイプによっても異なりますが。
最後に、時期を分けた学習について。
東セミでは、9月〜3月までの6ヶ月を、3つの時期に分けて指導しています。
第1期:9月〜11月(3ヶ月)
苦手科目中心+定期テストで結果を出し内申点を確保する。
第2期:12月〜1月(2ヶ月)
バランス重視。5科目偏りなく、私立入試に向けて学習する。
第3期:2月〜入試(約1ヶ月)
得意科目中心。自信を持って入試本番を迎える。
3月の県立高校入試まで半年を切りました。
この6ヶ月を効率的に学習して憧れの第一志望校を受験校にしていきましょう。