おはようございます。
今日は大分の進学塾 東セミの滝尾教室に来ています。
現在の時刻は2月21日の午前6時30分! 眠い目を擦りつつ安藤先生にインタビューです。
「まだ月も出ているこんな時間からどうしたのですか。」と尋ねると
「今日は学年末テスト! テストの最中、頭をフル回転させてもらいたいから早朝から呼び出しをしています。」との答え、さらに
「半数以上の塾生が塾の前を通って登校しているので、地元滝尾に根ざした進学塾としてはテストの朝くらい当たり前の行動ですね。」との返事をいただきました。
「常に子どもたちに寄り添いたいんです!」と語る安藤先生は、早朝とは思えないほどを笑顔でいっぱいでした。
黙々としてテストに向けた準備をしていました。
「静かに取り組んでいますね。素晴らしい!」と話しかけると
「塾生に代わってあげることはできません。最後は本人次第ですから…」と少し冷たい言葉が返って来ました。
私のビックリした表情に気づいた安藤先生は
「言葉が足りませんでしたね。」
「私の仕事は、塾生が学習しやすい環境をつくることなんです。」
「だから授業の準備・課題の準備・教室内の清掃など、塾生を取り巻くすべての環境を整えたいんです。」
「私にできることは、夢に向かって歩み続ける人に寄り添うことだけですから…」と
時間が経ち東の空が朝焼けに包まれ、通りを行き交う車の量がグッと増えてきた頃
「いってきます! 頑張るけん!!」
「いってらっしゃい! ミスだけはすんなよ!! やれることはやったから…」
学校に向かう塾生の声とそれを見送る安藤先生の声が聞こえます。
一通り塾生たちを見送ったあと
「見送られている子どもたちの笑顔が忘れられません」と安藤先生に声をかけると
「素晴らしい感性をお持ちですね。」と一言
「当たり前のことに感動できる感性が大切なんです。」
「何が当たり前か分からなくなったり、当たり前が当たり前でなくなったりする現在を生き抜くためにその感性を大事にしてください。」と話してくれました。
『子どもたちの笑顔を守る』
進学塾での仕事を通して、子どもたちの夢に寄り添いたい。
そして塾を離れた後でも笑顔に満ちた人生を送ってほしい。
そう願って行動することが安藤先生の生きがいなのだと気づきました。
東セミではたらく先生方の熱さの原点を今日も感じることができました。