保護者様にお伝えしたい!〜中学受験に向いてる?向いていない?〜

2023-08-31 12:01

中学受験を考えているご家庭が、年々増えてきています。

昔とは違って、早いスパンで変化してく時代に対応するためにも、小学生の頃から勉強して、学力と共に学ぶ力を鍛えておく必要があると感じている人が増えてきたからかもしれません。

 

一方で、小学生が全員中学受験を選択しているわけでもありません。

それは、中学受験が万人に向いているものではないからです。

人には一人一人個性があり、人生において「これが正しい!」という答えはありません。

中学受験をすることが良い、悪いではなく、中学受験という選択肢を選ぶのか、中学受験ではなく別の選択を選ぶのかの違いだけです。

 

選択肢を選ぶ時、なんとなく選ぶのではなく、その選択肢があっているかどうか迷うことがあるかもしれません。

そこで、中学受験に向いている子に多く見られる特徴の中から3つご紹介します。

 

1. 負けず嫌い

 

「負けず嫌い」と聞くと、悔しくて泣いたり、友達に負けたくないと闘志を燃やしたりというイメージがあるかもしれません。

しかし、ここでいう「負けず嫌い」とは、自分の結果に対して、「もっとわかるようになりたい」「できるようになりたい」と思う気持ちのことです。

 

もちろん、「友達に負けたくない」という気持ちも、「負けず嫌い」としてよい傾向です。

「友達に負けたくないから、自分が頑張って結果を出す」という方向に、周りの大人が声をかけてあげれば、プラスのモチベーションにはたらきます。

 

前向きなエネルギーは、子どもが伸びるための大事な要素です。

 

2. 解き直しができる

 

何かを学んだ時に、必ず間違えることがあります。

間違えることは当たり前で、その間違いから何を学ぶのかが最も大事なことです。

間違えた問題のどこが違うのか、どうすれば正解になるかを考えられる子は必ず伸びていきます。

 

周りの大人が、正解だけに注目したり、間違えたことそのものを注意したりすると、「間違いは悪いことだ」と認識して、間違いを隠したり誤魔化したりするようになります。

「間違い」は成長するために大事なことだとわかっている子は、中学受験の勉強も「間違い」を恐れずにどんどんチャレンジできるので、楽しく学習ができるようになります。

 

3. 分からないところを質問できる

 

中学受験は、小学校で習わない内容が多く含まれます。

「知らないこと」「分からないこと」が頻繁にでてきます。

 

子どもは、本来、知らないことや分からないことには興味があって「知りたい!」「分かりたい!」という気持ちになります。

だからこそ、子どもにとって勉強は本来「楽しく」て「もっとやりたく」なるものです。

 

ただ、「分からなこと」は悪いことや恥ずかしいことという認識がある場合は「分からないこと」を解決するための質問がなかなかできません。

すると、「分からない」ことが「分からない」ままになって、どんどん勉強が嫌になっていきます。

 

中学受験の勉強は、「質問力」が必須です。

「なんで?」と聞ける子は、中学受験の勉強も乗り越えられます。

 

 

 

中学受験に向いている子に多く見られる特徴は他にもありますが、

上記の3つの特徴はどうだったでしょうか。

 

もちろん、この特徴に当てはまらない子でも、中学受験をしてよかった!という子もいるので、一概に、3つの特徴に当てはまらないといけない、というわけではありません。

今は3つの特徴に当てはまらないけど、中学受験の勉強を始めてたら、変わった!

という子もいます。

 

大事なことは、子どもの様子をよく見て、観察し、子どもの好きなことや得意なことを知るということです。

そうすれば、周りの大人は子どもが伸びるための声かけをしやすくなります。

 

中学受験は、子どもの考える力を伸ばすことができる一つの手段です。

中学受験に興味のある人は、まずは中学受験の勉強にチャレンジしてみてくださいね。

 

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