大学入学共通テストまで残り78日となりました。
受験生はこの時期、学校や塾の模試がピークを迎えます。
保護者の皆様も、我が子の成績が特に気になる時期ではないでしょうか?
受験生を持つ保護者様が、この受験直前期にお子様へ、どのような声かけをするのが
ベターなのかという視点の内容になります!!
大前提として・・・
受験生はこの時期、こちらが思っている以上にプレッシャーを感じています。
どんなプレッシャーかというと・・・・
点数を本番までに上げきれるか!
現役で合格したい!
勉強した成果を出したい!
安心できる判定が欲しい!
自分の納得のいく結果を出したい!
周りの人を安心させたい!
保護者の期待に応えたい!
将来のことを考えると、ちょっと不安な気持ちになる
今、自分がやっている勉強方法が正しいのか
まだまだ他にも思うことはたくさんあると思います。
そんなとき、保護者様や周りの人からかけられる、たった一言で受験生は大きく揺れてしまいます!
具体的な例でみてみましょう
お子様へ、ちょっと一言声をかける際に
『頑張ってね!!』という声かけと『頑張ってるね!!』という声かけ
いかがでしょうか? 一見、あまり違いがないように見えますが、この『る』があるのと
ないので大違いがあるのがお分かりでしょうか??
『頑張ってね!!』⇒すでに受験生は、毎日頑張っています!!
受け取り方によっては、『毎日、頑張っているのに、これ以上頑張れって言うの?』
と思ったり、受け取ったりする生徒もいるでしょう。
一方で
『頑張ってるね!!』⇒受験生からすると、『頑張っていることを、分かってくれているんだ!』
という風に安心につながります。『自分のこと、見ていてくれているなー』と受けとめるでしょう。
模試の帳票や結果が戻ってくるタイミングでも
『判定どうだった?』『点数は上がってるの?』『本番まで間に合いそう?』
という声かけよりも
『模試が多くて大変だけど、やり直しの方が大切だね!』
『今回は国語と数学はすごいよくできたね!』
『本番までまだまだ伸びるから、自信をもってね!』
こちらの方が圧倒的に受験生には響くでしょう。
受験生を応援し続けるということは、簡単なことではありません。
子どもにとっては、人生で最初の大学受験です。
不安や焦りを取り除いてあげる声をかけてあげることができるとよいですね。