保護者様にお伝えしたい!中学生で最も大切な時期!

2023-11-09 17:00

3月の入試に向けて、中3生が多く自習をしてくれています。それに影響されて、中2生の中で受験に向けて意識を高めてくれる子どもたちが出てくる。とても良い感じです。

 

さて、本日のテーマ

中学生で最も重要な時期はいつか?

※もちろん学習においてです。

それは、間違いなく中1です。

えっ?

受験のある中3ではないの?と思う保護者様もいると思います。でも、実際のところ、中3になってからの成績というのは中1時点の成績に大きく影響を受けます。中学生になると、部活動も始まり(ほぼみなさん部活に入ります)、一気に生活が変わってきます。そして、その生活習慣・学習習慣が、中3生の部活が終わるまで続いていきます。生活習慣・学習習慣が変わらなければ、成績は上がっていくことはありません。

 

つまり、中1生での差が、そのまま中3生の時の学力の差になるのです。中3生で上位校を受けていく子どもたちは、当然ながら中1生の時から高い学力であったことが多いのです。

 

もちろん、部活が終わってから大幅に成績を上げる子どももいます。ただ、今は昔と比べて、中3からの逆転が相当に難しくなっています。

 

理由は以下の通りです。

①中学校の学習が、大幅に難化していること

2年前の学習指導要領の変更、教科書改訂により、新しく学習する単元も増え、中学生の学習が難しくなっています。学習内容が難しくなればなるほど、追いつく、逆転する、は非常に困難になります。さらに英語は小5生,小6生と2年間しっかりと学習した前提での学習になるため、入学する時点ですでに差がついている状態となっています。

こちらもぜひご覧ください。

<2021年教科書改訂のポイント>

②中1の土台の上に中2,3生の勉強があること

いうまでもなく中2,3生の学習は、中1で学習した内容を土台としています。中1で学習する内容があやふやなままで学年が上がってしまうと、雪だるま式でどんどん苦手が増えていき、あっという間に勉強が分からなくなってしまいます。中1の時に苦手科目が出てくると中3生になって頑張っても、2年間苦手で取りこぼしが多い場合は絶対に間に合いません。

 

だからこそ、東セミでは

中1は苦手をつくるな

中2は武器(得意科目)をつくれ

をテーマに学習をしてもらっています。

 

③高校入試は中1からの評定も重要であるということ

多くの公立高校では、中学校生活の評定である内申点と入試本番の点数の2つで合否を決めます。ただ、内申点は実際には公表されないことが多いため、子どもたちは模試の点数・偏差値で受験校を決めていきます。そうなってくると、実力が同じ生徒たちは同じ高校をうけることになり、入試本番で取る点数は大きくは変わらないとなります。

 

入試本番で点数が変わらない人たちの中で合否を決めるとなると、そこで合否を分けるのは、中1からの内申点となるのです。

 

やはり、中3生になるとみなさん勉強しています。

早めに小学生気分から、中学生に意識を変えていくこと。

うっかりすると中1の1学期が終わるまで小学生気分・・・なんてことにもなりかねません。

1月からは中学準備講座も始まります。

中学に入学する前に、ランドセル気分から高校入試がある中学生としての心構えと学習しておくことをお勧めします。

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