みなさん、こんにちは!
現高校3生は、早い人は指定校推薦、総合選抜型の推薦入試の結果が出始める頃になってきました!
年内に自分の進路が決まる人もいれば、年が明けてから共通テストを受験して、私立大学入試、2月末の国公立大学の入試と大学受験はここから一気に時間が過ぎていきます。
そんな1年後、2年後を見越して・・・
自分はどの入試方式で大学受験を頑張っていこうかと考える一つの材料になればと思いまして
今日は、令和5年度 国公立大学入試【選抜要項】分析からの話しになります。
① 2024年入試 国公立大 入試方式別の募集人員と割合
国立・公立大学とも、やはり前期試験での募集がメインになります。
浪人を選択する生徒が減少していき、安全志向が高まっているので
大半の受験生が前期試験に全力を注いで受験するケースが多くなっていますね。
②国公立大入試 募集人員の推移
公立大学が増えていることで、全体の募集人数が増えているところでしょう。
ただし、一般選抜の募集人数が10万人を割っています。
③入試方式別の 募集人員の割合の推移
今日のブログのタイトルにもありますように、注目していただきたいのはここです!
この10年近くで、推薦入試での募集の定員が増加傾向にあります。
共通テスト(センタ-試験)で高得点をとる対策や二次試験の答案作成力を磨いていく勉強も
もちろん必要ですが、それ以上に、人物評価、高校時代の頑張りなどが重要になっているという
ことだと思います。
一発勝負の入試から、普段からきちんと勉強する習慣が必要になってきますね。
後でも書きますが、国公立大学の後期試験での募集人数が減少傾向にある分、推薦入試での
募集枠が増えているわけです。
そうなってくると、国公立大学の受験の仕方も検討が必要ですね。
今までは 前期試験受験 + 後期試験受験 が一般的ではありましたが
今後は 推薦入試(学校選抜、総合選抜) + 前期試験受験 + 後期試験
このタイプが増えてくると思います。
推薦入試となると高1、高2のときの評定が重要になってきます!
早いうちからコツコツ勉強していくことが大切になります。
④一般選抜 日程別の募集人員の割合の推移
全体的に後期試験での、募集人数が少なくなっています。
後期試験は志願倍率も高くなり、基本的には、前期試験よりもハードルが上がります!
また後期試験の日程ですが3月の中旬以降となり、受験生もモチベーションや体力面で
大変な時期の試験となりますから、個人的には前期試験で合格を取りにいくことが
大学受験での鉄則になるかと思います。
みなさん、いかがでしょうか?
再来年からは共通テストも新しい試験になっていきます!
高1・高2生のみなさんは早めの準備をされることをお勧めします!