保護者様にお伝えしたい! 一般選抜と推薦入試 メリットはどこにあるか?

2024-02-22 9:00

いよいよ大学受験は25日(日)、26日(月)と前期試験を迎えます!

共通テストが終わってから、約40日。やはりあっという間に前期試験がやってきました。

東セミ受験生!最後の最後まで、全力で頑張ってほしいです。

 

さて、個人的に、最近とても気になるキーワードがあります。

『年内入試』

大学受験の勉強のために、共通テスト分析会や大学入試説明会に参加しても

毎回、必ずと言っていいほど、この

『年内入試』

という言葉を耳にします。

年内入試とは一言で言うと、推薦入試(総合選抜型、学校推薦型)のことです。

 

近年、共通テストの志願者数が減少傾向にあり、今年はおよそ49万人というニュースを

聞いた方も多いのではないでしょうか。

年内入試を選択する受験生が多くなってきていることも明らかです。

 

今日はこの年内入試(総合選抜型、学校推薦型)と一般選抜(共通テスト+前期+後期)の

どっちがいいんだろうと考える受験生や保護者様へ、それぞれ良い所を比較してみたいと思います!!

 

★一般選抜★

まず、圧倒的に学力がつくと思います。共通テスト対策+二次試験の対策、しかも

国公立大学を受験するとなると各科目まんべなく勉強するので、時間と量は相当なものだと思います。

共通テスト、二次試験を経験することで、合格のしたときの達成感や成功体験、自信が身につくのもこの一般選抜のよいところだと思います。

さらに、今まであまり勉強してこなかった生徒が、本気で勉強を始めることのきっかけになり

強烈に努力を始めることもあります。

可能性という視点で一般選抜を考えると、逆転合格が起こりやすいということも言えます。

高1・高2の時にあまり努力をしてなかったけど、ラスト1年を本気で頑張ることで

自分の目標とする大学に到達することもあり得ることです。本気で学力勝負ができる試験です。

面接や小論文が苦手という人も多いと思います。それはそれで、思い切って自分の得意な

科目で受験大学を選択できるのも、この入試方式を最大限、活用できますね。

 

★年内入試(推薦入試)★

総合型選抜の場合、基礎学力含めて総合的に見てもらえるので、自分の得意な部分で勝負できます。

偏差値は少し足りないけど、他の部分で自分を補うことができるのもよいかなと思います。

出願には志望理由書が必要なケースが多く、この志望理由書を書き始めることで、自分がなぜその大学に進学したいか、将来の夢や職業を本気で考える機会を与えてくれるのも、非常に良い点ですね。

また、高校1年生のときから、コツコツ頑張ることで学校の定期テストで点数を積み重ねていけば評定平均を獲得でき、出願もできます。

地道に努力を続けることが得意という人は是非、積極的に狙っていきましょう。

選抜方式も、面接、小論文というのが基本ですが、最近ではグループディスカッションや

講義を聞いて、レポート作成するという方式も多くなってきています。

そして、個人的には、この年内入試の最もよいところは、

合格が早く決まる!

という点ではないでしょうか。そうすると、大学に入学するまでの時間を有意義に使えます。

高校時代にやり残した勉強やこれから大学で勉強したいことへの準備に時間が使えますね!

 

以上のように、それぞれの入試のよいところを簡単ですが、ピックアップしてみました。

大切なことは、『選択する』というところだと思います!

そのためには、生徒のみなさんは、まずは自分を知るというところから始めてみてはいかがでしょうか?

 

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