みなさんこんにちは。大分・宮崎の学習塾 Tosemi 佐藤です。
別府校を含めました、情熱個別Passion・東進衛星予備校では、ただ今保護者様・お子様との面談のお時間をいただいております。そのお時間は…1時間!そしてそれ以上の時もあります。じっくりと腰を据えて、これまでの反省・これからの展望をご相談させていただいています。順調に見えるお子さんにも、保護者様はご心配・そしてご期待は大きいようです。(あたりまえですよね(笑))これから夏期に向かいお問合せも増えています。Tosemi各教場に足を運んでいただき思いのたけをお話し下さい!。
さて、現在『かきくけこ』の法則についてお話しさせていただいております。
前回は『き』=聴くスキルのお話でした。上手にキレることなく、ゆったりとお子様の話を聴いてあげられているでしょうか。
今回は『く=クエスチョンのスキルについてお話を進めていきます。
①『か』=環境作り
②『き』=聴くスキル
③『く』=クエスチョンのスキル
④『け』=計画のスキル
⑤『こ』=こころのスキル
そして今回は…『く』=クエスチョンのスキル
●『質問力』はとても大切なスキル
コーチングの中でもこの『質問力』は大きな位置づけにあります。文字数の都合上お伝えできる内容は限定させていただきますが、重要な部分だけおさえておきましょう。
それは…
①『拡大質問』と『特定質問』 付随して『オープンクエスチョン』と『クローズドクエスチョン』
②『肯定質問』と『否定質問』
③『未来質問』と『過去質問』
④『WHY』から『WHAT』へ
の4つです。
●『拡大質問』と『特定質問』 『オー プンクエスチョン』と『クローズドクエスチョン』
(1)『花子、たしか来週の火曜日が期末テストだったわよね。』
(2)『花子、あなたのお友達の優子ちゃん、何部に入ってるの。』
これらは『特定質問』と呼ばれており、返事を返すと、会話が一往復で完結してしまいます。味も素っ気もありません。しかも、(1)のようにYesまたはNoで終わってしまうパターンを特に『クローズドクエスチョン』と呼んでいます。もちろんどちらも、お勧めではありません。
●『特定質問』から『拡大質問』へ
ちょっと、変化させてみます。
→(1)『花子、今度の期末だけど、どのくらいはかどっているの。何か手伝えることないかと思ってるんだけど。』
→(2)『花子、優子ちゃん部活でも大活躍らしいけど、どうやって両立しているの。あなたどう思う。』
こうやって 『拡大質問』や『オープンクエスチョン』に切り替えてみると、先のイメージが浮かんできませんか。
ひょっとすると、お子様はできるだけ淡白な会話を好むような年頃になっているかもしれません。そんな時こそ、できるだけ会話のキャッチボールが長続きするよう、質問の仕方を工夫してみてください。
●『否定質問』は相手をネガティブにする。
(3)『何で国語はいつも平均点以下しかとれない の。』
もうお分かりですよね。質問の中にNOTを含むものを 『否定質問』と呼びます。私たち大人でさえも否定語連発でこられるとムッとしますよね。
● 同じ内容も『肯定質問』でここまで変わる。
→(3)『どうすれば国語を平均以上にもっていけると思う。いけたらうれしいだろうね。』『否定質問』を言いそうになったら 一旦停止ボタンを押して、『肯定質問』へと切り替えましょう。 ついうっかり言ってしまったとしても、気づきと反省で前へ進みましょう。
今回は、ここまで。続きは来週に書きますね!
大分も昨日梅雨入りのようです。東京では都立高入試の範囲を狭める→大分県の入試もこれにならう?第1回共通テストは予定通り行う のようにいろいろ情報も飛び交っています。みなさんしっかりアンテナを立てていきましょうね。