みなさん こんにちは!大分宮崎の学習塾 佐藤です。
ただ今面談期間として、保護者、生徒の皆さんと面談のお時間をいただいております。コロナでの学校の休み期間のお話を伺うのですが…『だらだらスマホ・yutubeばかり!』『宿題はやったけど…』のように長期休暇時の不安の声が多いです。そして夏休み。例年より期間は短くなりますが、やはり生活習慣が心配なご家庭が多いようです。『ゆとり世代』のような揶揄された『コロナ世代』と言われないようにしっかりと学習をしていただきます!
さて、毎週金曜日はご家庭でもお試しいただけるコーチング話を書き込んでいます。今週も行ってみましょう!
テーマ:クエスチョンのスキル 『未来質問』と『過去質問』~5W1Hを使いこなす
シリーズで『かきくけこ』の法則についてお話しさせていただいております。今回も前回に続いて、『く』=クエ スチョンのスキル の(後半)について書き込んでいきますね。
①『か』 =環境作り
②『き』 =聴くスキル
③『く』 =クエスチョンのスキル→今週はココ!
④『け』 =計画のスキル
⑤『こ』 =こころのスキル
③『く』= クエスチョンのスキル ~『未来質問』と『過去質問』 (後編)
(4)『またこんな点数とってきたの!前の期末だって、その前の中間だって40点に届いていなかったでしょ!』
『ピンポイントの法則』というものがあります。『叱る時はその事象のみ=ピンポイントに集中し、過去のことや別のことは持ち出さない。』というものです。良 くない行為・行動には親として叱るべきであるのは 間違いありません。しかし、あれやこれやと、終わったことをいつまでも言い続けても効果は全く望めません。
→(4)『38点か、どうすれば上がっていくと思う。』 『そう!勉強しなくちゃ。そうするとして…もし点数が上がったらその時の気持ちってどんなだろうね』
お子様の視点は、できるだけ未来へ未来へと導いてあげてください。私の経験的にも足元・直近のことにばかり追いかけ回されて、目標や夢といったものを語れるお子様はドンドン減少の一途をたどっているように見えます。未来に向けて夢を持てな い。これでは楽しくありませんよね。
・『WHY』から『WHAT』へ
(5)『なぜあなたはいつもそうなの。だらしない。な ぜもっとシッカリできないの。』
どこでもよく聞こえてきそうなフ レーズですよね。客観的に見ると,『あのお母さん感じ悪い!』 と思いますよね。しかし、みなさんもご家庭で実際にやってしまっていませんか。 5W1Hはご存知のことだと思います。これらは2つ に大別されます。
① WHAT HOW WHY・・・発見の疑問詞
② WHO WHEN WHERE・・・プランニングの疑問詞
この中でも特に、WHYは『くせもの』です。『なぜ』と切り出すと、普通、主語は『あなたは』と続きますよね。そうすると、お子様は自分自身に目を向け『強烈な叱責』をどうやってかわすかに集中してしまいます。
→(5)『何が原因でそうなるんだろう。何をどう変えればうまくいくのかなぁ。あなたどう思う。』
犯人さがしの対象は自分という『人間に』ではなく、『だらしなさ』の原因という 『事象』に向かっていますよね。このことから『逃げ』ではなく『改善』へと思考をたどることができます。
ぜひ、『WHY』→ 『WHAT』をマスターしてくださいね!
感情的になった際にはなかなか理想通りに行きません。難しいことですが、頭の片隅にでもとどめていただけるとありがたいです。
さて、中学生の期末テストの日程が出始めました。ターゲット日が決まれば後は走るだけです!皆さんを鍛えていきます!