みなさん こんにちは!
大分・宮崎の学習塾 佐藤です。
Tosemiは15日(土)までお盆休みをいただいています。
とはいえ…私たち講師は夏休み後半の準備・また生徒たちは学校の宿題にいそしんでいます。
授業がなくても、みんな次の準備を進めてくれているんですね。
なんでわかるの!?
ーご家庭での学習時間を確認できるアプリがあるのですよ(笑)
さて、毎週金曜日は…Tosemi流コーチング術としてお伝えしております。
テーマ:子ども達の口ごたえ
(1)『口ごたえ』への対処法
①口ごたえに対する認識・確認
②事前に『罰』を設定しておく
③『罰』を実行する
④更なる反発は『無視』する
前回は口ごたえへの対応策
『口ごたえの認識・確認』について書き込みしました。
口ごたえに対する不快感は、激高せず、諭すようにお伝えいただくのが大切でした。
『今の言葉は人を傷つけるわよ。私もグサッときたわ。もう一度考えてみて・・・(間)』
という具合ですね。
今回は第2のステージである
②事前に『罰』を設定しておく
に入って行きます!
皆さん!想像して下さい!
この瞬間に13歳の中学1年生に戻ってみて下さい!
…ある日の夕食、席についてみると見慣れない『ほうれん草か何かのおひたし』が置かれています。
へ~、と思いながら口に運ぶと、はじめての味覚、食感。
あなたは、『まずう~っ!こんなの食えないよ!』と大声を出してしまいます。
その時の母親の対応(正解)は…
『そう、食べられないのね。じゃあ、無理しなくていいわ。さあ、席を立ちなさい。はい、どうぞ…』
これに対して13歳のあなたは何と言い返しますか。
自分のまいた種。言い返しようがありません。更に付け加えて
『しばらくは家族の外食にもついて来なくていいわ。
好きなカップラーメンでも食べててね。』
…ギブアップですね。
少々、手厳しいようですが、家族という集団生活が円滑なコミュニケーションを営まれていくべきである。という根本的なところを否定したわけですから、致し方ないのでしょう。
ルール違反にはそれなりの罰則規定があるべきです。
◎要領は以下の通りです。
①時機を逃さず、瞬時に罰を選択すること
②論理的でピンポイントをついていること
③穏やかな口調で相手のテンションを上げない こと
どうでしょう。
『あんた!もう一度言ってみなさいよ!』
と切り出すのとは大違いですよね。
①時機を逃さない ②筋を通す ③穏やかに
これら、3つを常に念頭においてください。
しかし、Tosemi のような学習塾においてはこの辺は難しいところです。
例えば、お子様が宿題を忘れてきたとします。
『そう、忘れちゃったんだ。まあいいか。席につこうか』
などと対応していたら…。
きっと皆さんは、子どもを塾に預けたりはしないでしょう。
まず、まじめにやってきた子に示しがつきませんし、いずれ皆がやってこなくなります。
もし仮に宿題忘れを見つけたならば…
『今日は、授業後残って済ませてから家に帰って。次は忘れたら、授業を受ける価値がないから、家に帰ってもらうよ。』
とやります。
『え~っ!そんなことしてもいいの。だってウチ月謝払ってるんですよ』
時々います。こんな切り返ししてくる子が(保護者様も)。
『全く構わないよ。見て見ぬ振りして、授業料だけいただく方が詐欺でしょ。詐欺師になりたくないからね。それでもキミを擁護して
塾をやめさせるってお家の方がおっしゃるなら、その方がいいと思うな。だって、せっかく塾来てくれているに、宿題しないまま授業受けても成績上がらないんだよ。Win-Winになっていないいじゃん』
(実際は、やわらかい口調でもっときびしめの内容を伝えます)
みんな、ココまで言うと『撃沈』です。
もちろん1回で改善できることではないので、時間はかかりますが…。
次回は第3のステージである
③『罰』を実行する
に入って行きます。