毎週金曜日は…『コーチングの日~かきんくけコーチング♪』

2020-08-14 16:30

みなさん こんにちは!

大分・宮崎の学習塾 佐藤です。

 

Tosemiは15日(土)までお盆休みをいただいています。

とはいえ…私たち講師は夏休み後半の準備・また生徒たちは学校の宿題にいそしんでいます。

 

授業がなくても、みんな次の準備を進めてくれているんですね。

 

なんでわかるの!?

ーご家庭での学習時間を確認できるアプリがあるのですよ(笑)

 

さて、毎週金曜日は…Tosemi流コーチング術としてお伝えしております。

 

 

テーマ:子ども達の口ごたえ

(1)『口ごたえ』への対処法

①口ごたえに対する認識・確認

②事前に『罰』を設定しておく

③『罰』を実行する

④更なる反発は『無視』する

 

前回は口ごたえへの対応策

『口ごたえの認識・確認』について書き込みしました。

 

口ごたえに対する不快感は、激高せず、諭すようにお伝えいただくのが大切でした。

 

『今の言葉は人を傷つけるわよ。私もグサッときたわ。もう一度考えてみて・・・(間)』

という具合ですね。

 

今回は第2のステージである

②事前に『罰』を設定しておく

に入って行きます!

 

皆さん!想像して下さい!

この瞬間に13歳の中学1年生に戻ってみて下さい!

 

…ある日の夕食、席についてみると見慣れない『ほうれん草か何かのおひたし』が置かれています。

 

へ~、と思いながら口に運ぶと、はじめての味覚、食感。

あなたは、『まずう~っ!こんなの食えないよ!』と大声を出してしまいます。

 

その時の母親の対応(正解)は…

『そう、食べられないのね。じゃあ、無理しなくていいわ。さあ、席を立ちなさい。はい、どうぞ…』

 

これに対して13歳のあなたは何と言い返しますか。

 

自分のまいた種。言い返しようがありません。更に付け加えて

『しばらくは家族の外食にもついて来なくていいわ。

好きなカップラーメンでも食べててね。』

 

…ギブアップですね。

 

少々、手厳しいようですが、家族という集団生活が円滑なコミュニケーションを営まれていくべきである。という根本的なところを否定したわけですから、致し方ないのでしょう。

 

ルール違反にはそれなりの罰則規定があるべきです。

 

 

◎要領は以下の通りです。

①時機を逃さず、瞬時に罰を選択すること

②論理的でピンポイントをついていること

③穏やかな口調で相手のテンションを上げない こと

 

どうでしょう。

『あんた!もう一度言ってみなさいよ!』

と切り出すのとは大違いですよね。

 

①時機を逃さない ②筋を通す ③穏やかに

 

これら、3つを常に念頭においてください。

 

 

しかし、Tosemi のような学習塾においてはこの辺は難しいところです。

 

例えば、お子様が宿題を忘れてきたとします。

『そう、忘れちゃったんだ。まあいいか。席につこうか』

などと対応していたら…。

 

きっと皆さんは、子どもを塾に預けたりはしないでしょう。

まず、まじめにやってきた子に示しがつきませんし、いずれ皆がやってこなくなります。

 

もし仮に宿題忘れを見つけたならば…

『今日は、授業後残って済ませてから家に帰って。次は忘れたら、授業を受ける価値がないから、家に帰ってもらうよ。』

とやります。

 

『え~っ!そんなことしてもいいの。だってウチ月謝払ってるんですよ』

時々います。こんな切り返ししてくる子が(保護者様も)。

 

『全く構わないよ。見て見ぬ振りして、授業料だけいただく方が詐欺でしょ。詐欺師になりたくないからね。それでもキミを擁護して

塾をやめさせるってお家の方がおっしゃるなら、その方がいいと思うな。だって、せっかく塾来てくれているに、宿題しないまま授業受けても成績上がらないんだよ。Win-Winになっていないいじゃん』

(実際は、やわらかい口調でもっときびしめの内容を伝えます)

 

みんな、ココまで言うと『撃沈』です。

もちろん1回で改善できることではないので、時間はかかりますが…。

 

次回は第3のステージである

③『罰』を実行する

に入って行きます。

 

 

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