みなさん こんにちは
大分・宮崎の学習塾 佐藤です。
いよいよ8月最終週になりました。ほとんどの学校ではすでに2学期が始まっていますが、Passionでは30日(日)までが『夏期講習』です。
実は9日に行われた中3生の模試速報が届きました。
細かい分析はまだですが、感覚的にはよいようです。
次の9月模試に向けて引き続き鍛えていきます。
さて、毎週金曜日は 『Tosemi流コーチング』ということで書き込みしています。
現在『お子様の口ごたえ』についてお伝えしています。
前回までは、口ごたえへの対応策 『罰』を実行する について書き込みしました。
保護者の方々にとっては一番ハードルが高いところだったと思います。
しかし、厳然と行ってください。そして今回 更なる反発は『無視』する をご確認いただいた瞬間、お子様の口ごたえに対処する4段階のステップが完結し、かなり『納得』していただけると思います。
ではスタートです。
(4)更なる反発は『無視』する
前回、決められた『罰』について、
①罰が両者にとって理にかなっていること
②瞬時に判断し、即座に与えること
をお伝えしました。
しかし、大人たちにとっていかに『理にかなって』いたとしても、子どもは不満たらたらに、更なる『反発』を示してくると思います。
そんな時の対応、それが【徹底的に無視】することなのです。
…一番最近のやり取りを思い出してみてください。
『罰や叱り』を与えた後、きっとお子様は次の口ごたえ、または不満げな表情を示していたと思います。その後、たいていの保護者様は…
→『何よ!その態度は!何か言いたいことあるなら言ってみなさい!』
または
『何だって!もう一回言ってみなさい!今度そんな口の利き方したら、許さないわよ!』
こんな感じになるとおもいます。
しかし、私も経験ありますが、残念ながらこれでは全く×です。
【保護者の方にとって決定的に重要なこと】
→お子様がいかなる言動に訴えかけてきたとしても、保護者様は
【もうこの済んでしまった事柄に関わることなく 普段通りの生活を続けることができるのだ】
ということを(お子様に)見せつけておく。
これにより、お子様は自分の言動がつまらぬ自己顕示であることに気づくはずです。
ただし、忍耐が要ります。本当に!
②お子様の抗議を避けることで、お子様は【これだけやっているのに、親の何の反応も引き出せないし、仕返しすることも出来ないのか!】と考える
でしょう。
そもそも、 お子様の『口ごたえ』は自分が家族の中で【特別な存在なのだ!】ということを示そうとする行為ですから、
保護者様が応戦しないことで、 『口ごたえ』では自己顕示できないのだ、 ということにお子様はひとつの気づきを得るはずです。
お子様の『口ごたえ』は家庭内での自分の居場所を確認するための自己顕示行為
お子様の行為を責め立てる前に、普段から
『あなたは重要な家族の一人であり、親である自分はいつでもあなたの味方であり、いつでもあなたに対して【承認】の気持ちを持っている』
ということをしっかりととお子様にお伝えください。
ペースを握らせてしまい、巻き込みに応じてしまった瞬間、保護者様の負けです。ご注意くださいね!
さて今回で、いったん『こどもの口答えについて』の一考察は終了です。
ありがとうございます!