みなさんこんにちは。
大分・宮崎の学習塾 佐藤です。
いよいよ受験の足音が現実として感じられるようになってきました。
別府教室高3生は共通テスト受験を目指す生徒もいれば、指定校推薦で大学を目指す生徒もいます。
今回指定校推薦をもらえた彼らは自分の希望がかなえられるように3年間努力してきました。
あとは自分の言葉で、自分をアピールしていくだけです。私たちは、その『想い』に対してちょっとだけアドバイスします。
自分でも自分の考えがまとまらない時、そのちょっとしたアドバイス(質問)で彼らの考えが整理され、集約されていきます。
考えがまとまった瞬間に立ち会えるのは、とてもうれしいことです。
その『質問力』は私たち塾講師(大人)にも求められる今後の力なのでしょう。
さて、毎週金曜日は2020教育改革の目玉の一つ
『非認知能力』
にスポットを当てて、書き込みをしています。
先週は『ご家庭で伸ばせる非認知能力』をテーマにお伝えしました。その中で、日々の暮らしの中で当たり前すぎて…『忘れがちになってしまうことの4つ!』のご紹介をいたしました。
今週はこの4つのうち1つを深堀していきます。
『忘れないで!日常の4つ!』
(1)子育ての目的を明確にする
(2)子どもが安心してチャレンジできる『安全な環境を作る』
(3)子どもの持つ力を最大限に引き出すための(保護者の)労力を惜しまない
(4)保護者様ご自分もお子様もありのままを受け入れ認める。
(1)子育ての目的を明確にする
私たち塾講師も授業を行う際、またいろんなイベントを企画する際『なぜ〇〇を行うのか』を気にかけます。そうしないと本来進むべき方向と違う方向に進んでしまい、最終的に当初求める結果と全く異なる結果を生んでしまいます。
お子様のサポートも同じ。
子育ての究極の目的は『わが子が自立して幸せに生きられるように』サポートする
ということだと思います。
私が面談時に保護者様にお伝えするのが、
(失礼ながら、言葉は悪いですが…)
『お母さんは●●君より先に死んでしまいますよね。その前に一人で食っていけるようにしないといけないですよね』
偏差値の高い学校に入学できると、幸せになれる確率は上がるかもしれないと思います。『入学=幸せ』ではありません。進学塾ではありますが、よく目的を勘違いされてお見えになる保護者様もいらっしゃいます。
子育ての目的は、偏差値の高い学校に入学させることではありません。社会にでて『センター試験満点だった、偏差値いくらだった。』とはきかれませんよ(笑)
子育ての究極の目的=『わが子が自立して幸せに生きられるように』サポートする
来週は(2)以降を考えていきます。