みなさん こんにちは。
大分・宮崎の学習塾 佐藤です。
大学入試では推薦試験→合格発表の真っ最中です。昨日も3.5倍の競争を勝ち抜いた生徒が、合格通知を持ってきてくれました。
途中いろいろな壁を乗り越えてきた生徒ですので、(合格は事前に知らされていましたが)通知を見た瞬間、(大人ないですが…)これまでのいろいろが思い出され、涙がこぼれてしまいました。
本当におめでとう!
まだまだ大学合格は人生の通過点!これからも頑張っていくんだぞ!
他の生徒も続いてほしいですね。
さて、毎週金曜日は2020教育改革の目玉の一つ
『非認知能力』
にスポットを当てて、書き込みをしています。
【ご家庭で伸ばせる認知能力】
1 家庭でのルール作り
→この世の中はルールがあることを教えて、こどもに(もちろん保護者様も)守らせる
2 豊かな対話とコミニュ―ケーション
→表現する力と自信を養う。
3 子どもを思う存分遊ばせる。
→遊びの中から問題解決能力を伸ばす。
の中の
1 家庭でのルール作り
について書き込み中です。
前回はご家庭でルールを作ってくださいね、とお願いしていましたが、どのようなルールが効果的なのでしょう。
今回はその工夫について書き込みしていきます。
①たくさんのルールを作りすぎないこと。
→禁止したり叱られたりが多いと、自己肯定感も低くなり逆効果です。規制が多いと子どもも、保護者様もうんざりするのではないでしょうか。
ご家庭にとって『本当に大切なこと』と『それほど大切なことではないこと』に分けていくとよいと思います。それほど大切ではないことは子どもの自主性に任せていきましょう。
②ルールの内容がこどもの年齢にあっていること。
→あたりまえですね。
③ルールを決める話し合いにこどもも参加させること。
→passionでの講習会でもお子様、保護者様と相談の上今後の学習を決めていきます。これはある意味、子どもとの合意の上での約束です。
親が一方的に決めた約束(ルール)をこどもに押し付けるのではなく、一緒にルールを考えます。自分は家族のために何ができるのか、そのためにお互い何を考えなければいけないのかを考える必要があります。
子どもが『自分で決めた』という自覚があると、ルールを守ろうとする気持ちも芽生えます。
自分も組織(この場合家族)の一員であるとう自覚も芽生えます。このような考えの積み重ねから自己肯定感は養われていきます。
小6生の生徒によっては『目標設定面談』を行っています。これは中学入学までに、学習面のみならず、お手伝い等、生徒保護者、そして私たち講師(家族以外の外部者)で約束をするものです。これらも上記の考えのもとで、行っています。
次回は具体的なルールを上げていきます。