みなさん こんにちは。
大分・宮崎の学習塾 佐藤です。
2月に入り、中学受験(県外)・公立高入試推薦・私立高特奨・私立高入試と立て続けに行われています。生徒も、私たち職員もバタバタと動き回っています。
さながら『受験祭り!』
といったところでしょうか。
みんな緊張している中でもいきいきとしています!
2月18日を皮切りに中学生は学年末、鶴見丘高校ではATも行われます。
こちらも
『定期祭り!』
ですね(笑)
さて、毎週金曜日は2020教育改革の目玉の一つ
『非認知能力』
にスポットを当てて、書き込みをしています。
【ご家庭で伸ばせる認知能力】
1 家庭でのルール作り
→この世の中はルールがあることを教えて、こどもに(もちろん保護者様も)守らせる
2 豊かな対話とコミニュ―ケーション
→表現する力と自信を養う。
3 子どもを思う存分遊ばせる。
→遊びの中から問題解決能力を伸ばす。
の中の
1 家庭でのルール作り
について書き込み中です。
前回のお約束で、(携帯)ゲームとの付き合い方で別府教室でのご提案の具体例を書き込んでいきます。
まずゲームにのめりこむ大前提は
『ゲーム以上に楽しいことに出会えていない』
ということを周りの大人が認識することです。
こうなってしまったのは、基本的に子どもにゲーム以上の楽しみを与えなかった(見つける努力を怠った)大人のせいです。子どものせいにしがちな保護者様がいらっしゃいますが、そこの部分は考え直していただいております。(保護者様が忙しいのは100も承知!)
そのうえで、
お子様・保護者様、私たち塾で次回のテストの順位の約束をします。
順位は無理のない範囲で、でも決してさぼって取れるものではないものを
話し合いながらお子様に決めてもらいます。
テスト結果がでるまで、ゲームに対する縛りは一切なし。
ゲームはしょせん道具。使うのは人間です。
この部分に気づいてもらえれば勝ちです。
もしクリア出来たらこれまで同様自由に
クリアできなかったら、次のテストまで塾で預からせていただいています。
なぜ挑戦に失敗したのかを考えてもらう時間をとります。
それも話し合いの中で決めていきます。
気を付けなければならないのは、テストの順位の取り決めは、
前回の順位より必ず上にいること
ではありません。ずっと順位の上がる約束をしてしまうと、最後は1位でしかだめになります。モチベーションダダ下がりです。
また大人も本気であること。
順位だけでなく、個別教科の点数・順位等いろいろ約束していきます。
子どもなりに、テストの準備をし、その中でゲームとの付き合い方も変わっていきます。
もちろんゲームに束縛される時間が減りますから、他の興味を持つものを提案する良い機会にもなります。
時間はかかりますが、大人が完全に制限させるのではなく、少しずつ、
『子ども自身に考えさせる』
これが解決策の一つだと思います。
次回は本題に戻っていきます。