みなさん こんにちは。
私立高校の受験も終わり、結果が出そろいつつあります。
中には入学金、授業料免除!の合格通知をもらって喜ぶ生徒、思ったより点数が取れず不安になる生徒それぞれひきこもごも。
しかし、中3生は次の目標である公立校に向けて気合を入れなおしています。
厳しく指導を入れつつ、そして暖かく見守っていきます。
さて、毎週金曜日は2020教育改革の目玉の一つ
『非認知能力』
にスポットを当てて、書き込みをしています。
【ご家庭で伸ばせる認知能力】
1 家庭でのルール作り
→この世の中はルールがあることを教えて、こどもに(もちろん保護者様も)守らせる
2 豊かな対話とコミニュ―ケーション
→表現する力と自信を養う。
3 子どもを思う存分遊ばせる。
→遊びの中から問題解決能力を伸ばす。
の中の
1 家庭でのルール作り
について書き込み中です。
(携帯)ゲームとの付き合い方で別府教室でのご提案の具体例を書き込んでいきました。
さて、今週は…ルールを作ることの効果について書き込んでいきます。
(1)自信と達成感が得られる。
(2)良い習慣になる
(3)自主性が育つ
(4)コミュニティーの一員になる訓練ができる。
(5)一度ルールを決めたら親が迷わずに済む。
(6)自制心が育つ。
(1)自信と達成感が得られる。
達成感というととても大きなことを想像されるかもしれません。しかし大きさより達した回数の方が重要だと思います。毎日の積み重ねが自己肯定感を養います。『やりなさい!』と言われたからやったでは、達成感もなければ続きません。自尊心も傷つきます。
(2)良い習慣になる。
子どもは小さければ小さいほどいろいろなことを自然に受け入れてくれます。小さいころから保護者のみなさんと一緒に始めることで、いつしか習慣となり、『当たり前なこと』となるでしょう。その後どんな状態(反抗期)になってもその習慣は続けることができます。言葉遣いは悪くなっても、あいさつなどをする行動は続きます。
(こんにちは→チハー等々)反抗期が落ち着けばもとに戻ることが期待できます。
(3)自主性が育つ。
ルールは全員で決めて、全員で守るものです。一方的な押し付けではなく、みんなの共同作業になるので子どもは自ら守ろうとする自主性や、責任感が育ちます。
ルールを作ることでこんなにいいことがあるんです。
次回は(4)~(6)について考えていきます。