大学入試改革4つの変更点

2017-06-14 8:44

大学入試改革4つの変更点(センター試験が変わる)

 教育改革の取り組み

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「自ら課題を発見し、仮設を立て、解決できる」人材を育成するための教育改革により、

2020年に大学入試が大きく変わろうとしています。

・センター試験が変わる

・試験の内容が変わる

・試験の受験方法が変わる

・各大学の個別試験も変わる

という4つのテーマでお伝えしていきます。

 

入試をかえることの意味

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これまでも指導要綱の変更により、様々な改革が行われてきました。

ところが、入試そのものがあまり変わっていかなかったため、

学習内容や指導方法による大きな変化は起きませんでした。

しかし、今回は入試そのものをこれから求められる人材を測るテストに変えていくのです。

大学入試が変われば、高校入試、中学入試、そして小学校の学習も当然変わっていきます。

ですから、これは単なる大学入試だけの話ではなく、日本の教育そのものが大きく変わっていく、

明治以来の大改革と言っても過言ではないのです。

 

センター試験とは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年の大学入試改革の象徴とも言えるのが、およそ30年間続いた大学入試センター試験の廃止です。

センター試験とは、その年に大学受験する50万人以上の受験生が受ける試験です。

特に国立大学を受験する場合は、1月に実施されるセンター試験と

2月に大学ごとに行われる2次試験の合計点で合否が決まるため、

非常に重要な試験として位置づけられています。

センター試験と2次試験の割合は大学によって異なりますが、

センター試験の得点によっては、希望の大学や学部が受験できないということにもなりかねません。

また、私立大学でもセンター試験を利用する受験方法が多くありますので、

私立大学を第一希望にしている生徒も受験をするのが一般的です。

 

センター試験の廃止で何が変わるのか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

センター試験は1月に行われるマークシートによるテストでした。

これが現状の案では「記述を出題する」ことや、

英語による「Speaking力、Writing力を測る」ということがしきりに言われています。

この変化は、これから社会に求められる人材の変化によるものです。

今までは与えられた課題を早く・正確に処理することが求められていたと言えるでしょう。

しかし、AIの急速な発達により、体系的な知識をベースに誰も答えを知らない課題に取り組み

解決していかなければならない時代へと突入していっています。

そのため、社会で活躍できる学力・能力を今まで以上に正確に測るテストができないだろうか。

そのように考えられるようになったのです。

 

まとめ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年に、センター試験が廃止され、それに変わって新テストが導入されていきます。

次回、その具体的な新テストの内容について触れていきます。

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