大分県の公立高校入試概要と東セミ!

2019-06-11 17:58

先日、大分県教育委員会から

「平成31年度大分県高校入試(第一次)分析」が発表されました。

皆さんこんにちは、大分県の学習進学塾 東セミかず家の高原です。

今年度は例年に比べ、公立高校の入試はどうだったのでしょうか。

科目ごとにその特徴を見ていこうと思います!

では、入試の順番ごとに「理科」から

問題文が長文化しており、多くの文を読んで必要な箇所を抜き出す力が求められるようになりました。

また、選択問題においても「すべ選べ」のような、きちんと内容を理解していないと解けない問題も増えたと言えます。

ただ、全体的には計算問題の難易度が下がり、平均点も31.8点とここ4年の中では最も高かったです。

次に「国語」です。

大問の構成としては大きな変化はありませんが、思考力・表現力を必要とする記述が目立つようになってきました。

また、文章の文字数や資料の量が増え、「因果関係」に着目する考えを必要とする出題がありました。

平均点は32.2点で、難→易→難→易を繰り返しています。

午前中最後の科目は「英語」です。

平成31年度は大問3の若干の変更、大問5の形式変更が行われたほか、本文の表現を使って自分で英文を作り答えるものに変わりました。

高得点奪取のためには、速く正確に読む力と、基本表現と文法のマスターが必須だといえます。

また長文読解が3題も出題されているため、時間配分を日ごろから考えておくことが重要です。

平均点は31.0点と、国語同様 難→易→難→易を繰り返しています。

午後は「社会」からスタートです。

H31年度は、記述式の問題において、穴埋め問題や語句指定の割合は減少しました。その分解答の自由度が増しました。

漢字指定の問題もよく出題されています。教科書に太字で書かれている言葉は漢字で書けるようにしておきましょう。

平均点は30.8点で例年平均点が高めの科目です。ここできちんと点数をとっておきたいですね。

そして最後の科目は「数学」となります。

今年度の大きな変更点といえば、証明問題が例年1題だったものが、今年度は2題出題されている点となります。

他の科目に対して高得点を狙いにくい科目ですが、きちんと原理原則を理解していれば、高得点も夢ではありません。

平成31年度では大分県に満点は5名でしたが、そのうち1名は東セミかず家の生徒です。

日頃からきちんと取り組んでいけば、特別なことをしなくても誰でも高得点を目指せる科目だと言えます。

平均点は24.5点と5科目の中では断トツで低く、逆に高得点をとることが出来れば大きな差をつけることができます。

最後に5科目合計の平均点ですが、150.5点と前年度に比べ高くなっています。

これは、国語と英語の平均点が高くなったことに起因すると言えます。

全体的に易しくなったわけではありません。この夏が大きな山場となります。

基礎基本の徹底を怠らず、入試に向けて日々邁進していきましょう!

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