大分・宮崎の学習塾 東セミより今回はかず家Passion教室の浦川です。
7月中旬から始まったS-1グランプリも残すところ今週を含めてあと3週。
東セミからもランキングに名前を連ねている生徒がいます。ぜひ最後まで駆け抜けてもらいたいところです!!
さて、このS-1グランプリは学習時間をグラフ化するアプリ『studyplus』に記録した学習時間で競うグランプリです。
前回の記事(https://tosemi.jp/info/8303)では『studyplus』を活用することによって勉強の取り組み方がどのように変わってきたのか紹介しました。
ちゃんと記録することによって「自分の勉強の振り返りがしやすい。」「科目の偏りに気づきやすい。」など良い事づくしの『studyplus』ですが、最初から全員がきちんと記録できていたかと決してそうではありませんでした。
今回はそんな「わかっているけどなかなか記録できない」生徒の1人だったAさんが、何をきっかけに変わっていったのか、変わった結果どうなったのか、紹介したいと思います。
◆きっかけは6月の勉強時間
Aさんの5月、6月の勉強時間は以下のグラフのような感じでした。
塾に来たときは記録していたものの、家庭での勉強時間は一切記録せず。
辛うじて「現代文」「数学」のような科目毎に本棚を登録していましたが、その科目選択も面倒臭がって「教材なし」で記録することが多いような生徒でした。
そんなAさんが変わるきっかけとなったのは6月の月間勉強量が教室に掲示されたときでした。
元々期末試験の時期だったこともあり高校3年生は100時間超え、初めての期末試験に臨む高校1年生でも80時間オーバーの生徒がいました。
そんな中Aさんの勉強時間は30時間とちょっと。1日あたり1時間前後しか勉強していないような記録になっていました。
その結果を見てAさんが一言私に言いに来ました。
「先生、ちゃんと記録すれば私多分もっと上にいると思うので、7月からがんばります。」
それからAさんの『studyplus』の使い方は大きく変わりました。
まずは科目でしか分けていなかった本棚を教材毎に細分化。どの教材をどれだけ勉強したかを細かく記録するようになりました。
さらに教室内の勉強時間のトップランナーを『studyplus』の友達申請でフォロー。どの教材をどれだけ勉強しているのかをチェックできるようにしました。
そうした結果Aさんの勉強時間はこんなに変わりました!
細かく教材を記録するようになり、グラフがカラフルになったのも変化ですが、一番の変化は勉強時間!!縦軸の数字が2倍以上に増えました!!
今まで記録「させられていた」ものが自ら記録「する」ものに変わり、前向きに取り組めるようになった変化の現れだと思います。
特にS-1グランプリの第4週の8月5日の週は過去最高に勉強を頑張ってくれました!!
自分の勉強の振り返りができるだけでなく、全国のライバルたちの頑張りを確認することもできるから、「自分も頑張らなきゃ!」と思えるわけですね!
◆感化された人は他にも…
他の人の頑張りを知り、大きく変わったAさんですが、これはAさんに限った話ではありません。
教材の登録は完璧。勉強した時間は毎回きちんと記録。だけど勉強時間がなかなか伸びなかったBさん。
他の同学年の人の勉強時間を見て思うことがあったのでしょう。
丁寧な記録はそのままに、6月の最終週から勉強時間を着実に伸ばしていきました。
部活引退後、大学入試に向けての勉強を始めたCくん。
最初は1人で『studyplus』を使っていましたがなかなか記録できませんでした。
そんなとき、東セミに入り、元々東セミに通っていた友達を『studyplus』でフォロー。
お互いに勉強時間を競い合う良いライバルになってくれました!!
さて、お盆休みも過ぎ、8月も折り返し地点まできました。
すでに「先生、今年の夏は今までで一番勉強していると思う!」という声がちらほら出てきていますが、まだまだ夏は続きます。
この夏の頑張りがどれだけ秋に実っていくか今から楽しみです!