2026年度から高校無償化の支援が拡充される予定です。
それにより、私立高校の学費が大幅に減額されるので福岡・宮崎・大分の多くの私立高校でかなり通いやすくなります。
先日、とある小学生の保護者の方から、
「私立高校はお金がかかるから公立高校と考えていたのですが、私立も実質無償化になるんですよね?」
「私立でもお金がかからないならどちらに行ってもいいので受験勉強しなくて済みますね?」と質問がありました。
「私立高校はお金がかかるので行けない、もしくはできれば公立高校へ・・・」という考え方、九州各県では多いと思います。
経済的な側面のみで言えば、その部分は解消されます。しかしながら、わざわざ高校へ行くわけです。
経済的負担は大きく減るかもしれませんが、授業料以外にもかかる費用はたくさんございますし、何よりも3年間という膨大な時間をかけていくわけです。
費用の問題だけで、公立高校とか、私立高校とか決めるのは如何なものかと考えます。
さて、ここで大切なことは何のために高校へ行くのかという事です。
今までは、入試というハードルが高かったので、”公立高校に合格する!!”という意味合いが強かったかもしれません。
これからは、”公立・私立にかかわらず、自分の将来の目的(夢や志など)に合わせた高校選びができる!”となるのだと思います。
それぞれの高校によって、教科や科目、教科書も異なります。教え方も進度も、学習目的も違っていたりします。そのため今まで以上に好きなところを選びやすくなったと言えるでしょう。
しかしながら近年、様々な入試方法やが出てきたり、2次試験の廃止、第2志望を認めるなど、複雑化しつつあります。各高校の人気も偏ってきてしまっているところも散見されます。
「みんなが行きたい高校はみんな集まる」ので倍率が上がります。進学率が高かったり、就職率が高かったり、資格や部活で定評があったりで倍率が上がります。
ぜひ、これからは、よりお子様にピッタリな高校選びをしてみましょう。受験勉強をすることで道が拓けます!!
また、小学校・中学校の基礎学力こそが、高校や大学、就職や専門学校で活きてきます。全ての勉強が大切です。「よく学びよく遊べ」ですよ。
Tosemi個別部門の神谷でした。
