みなさん こんにちは。
別府教室 佐藤です。
本日公立高校の合格発表がありました。
別府市内 翔青高校は激戦でした。その中でもしっかりと合格を手にしてくれました。
これまでの学習が実りましたね。次は大学入試です。
さて、毎週金曜日は2020教育改革の目玉の一つ
『非認知能力』
にスポットを当てて、書き込みをしています。
【ご家庭で伸ばせる認知能力】
1 家庭でのルール作り
→この世の中はルールがあることを教えて、こどもに(もちろん保護者様も)守らせる
2 豊かな対話とコミニュ―ケーション
→表現する力と自信を養う。
3 子どもを思う存分遊ばせる。
→遊びの中から問題解決能力を伸ばす。
の中の
1 家庭でのルール作り
について書き込み中です。
先週は『守るべきもの』と『そうでないこと』について一つの具体例を書き込みました。
ご参考になればうれしいです。
それではルールを守らない時はどうするか…ですね。
一番頭を悩ますことです。
一番手っ取り早いのは、『ルールだから守りなさい!』と叱りつけ、大人がやってしまうことでしょう。
しかしそれでは、一時の解決になっても、しばらくするとまた同じことの繰り返しです。
子どもの大人も疲れてしまいます。
基本的な考え方は、『自分の役割を果たさなければ、皆が迷惑する』ということを気づかせることです。
なぜやりたくないのか話を聞き(ここまで時間の余裕があることが前提です)こどもの気持ちを説明する機会を持つようにします。そのうえで一度『わかった』と受け入れます。しっかりとした理由でしたら、もちろん見逃しますが、風邪気味、だるい程度なら、『いつもの半分のできでいいから』といって役割をやらせます。
しかし、一番多い理由は(理由なく)『やりたくない』といったものでしょう。
その時には、身近な例をだし、子どもにその先どうなるかを想像させます。
父親(母親)の役割が働いてお金を得ることだとすれば…
親:『もしも父さんが仕事やりたくないって言って会社辞めたらどうなる』
子:『お金がなくなる』
親:『そうするとあなたの生活はどうなると思う』
子:『お金なくなっていろんなものが買えなくなる』
親:『そして家もなくなって、ごはんも食べられなくなる』
子:『今までと同じにはできなくなる!』
親:『じゃぁ、やりたくないって、仕事やめても大丈夫』
子:『ダメ!』
という具合に(なかなかこのようにはいかないことも承知していますよ)
いくことができれば、子どもは『役割を果たさなければ、皆が困る』
となんとなくは感じることができると思います。
このように丁寧に話をし、自分の役割を思い出すことを繰り返せば、続けることができます。
やはり話をする(聞く)のは重要です次回より
2 豊かな対話とコミニュ―ケーション
→表現する力と自信を養う。
に入っていきます。