2025年から新しい大学入学共通テストがスタートすることが決まり、現高校2年生からは新しい教育課程で学習がスタートしています。
では、どのように新しくなるのかというと
①国語、数学ⅡBCの科目で試験時間が10分延長
※数学ⅡBCは出題単元が変更になります
②”情報”とうい新しい科目の設置
などは、すでにご存じだと思います。
ただし、普段、高校生を指導している私としては、上記の変化よりも実はもっと気になっていることがあります。
それは、ずばり、”英語” です。
個人的には、センター試験に比べて最も変化が大きい科目だと思います。
『変化』≠『問題形式』ではありません。
まず、知識として必要な英単語の量が圧倒的に増えています。
言い換えされている表現が問題文や設問に増えてくるので、単語、熟語の知識はマストです。
そして、長文を読んでいくための情報処理力が、めちゃくちゃ重要です。
さらに、設問ではnotを選ぶなど、細かいところまで読み取る力も必要です。
難関大へ合格するための戦略として・・・
英語を早期に仕上げる
このことが、先手必勝法でしたが、英語の試験に求められるレベルがあがり
この先手必勝が打ちにくくなりつつあると思っています。
早期に完成させることが、今よりも難しくなっていますね。
英語学習の低学年化がはじまり、今まで他の人と差をつけることができた英語。
今こそ英語の勉強の取り組み方などを見直すよい機会かもですね。