大学入学共通テスト、数学もヤバすぎるんです!!
今高校生のお子様をお持ちの保護者さまは、
40代から50代前半くらいの年代の方が多いでしょうか。
とすれば、ご自身は1990年代にセンター試験を受験した、という経験をお持ちの方が多いのではないかと思います。
1990年にセンター試験が始まって、数年の間にセンター試験を受験されたという数学が得意な保護者様の中には、
「センター数学は満点取って当たり前」
「センター数学は楽勝」
という意識をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
ともすれば、(昔取った杵柄で?)お子様の受験に際してもご自身の経験を基にアドバイスや判断をされているかもしれません・・・。
が、しかし!!
時代は変わりました。
お子様のために、この意識はぜひ捨て去ってほしいです。
1998年のセンター数学IIBで難度が急激に上がった後、
易化と難化を繰り返しながら徐々に難化していき、さらに分量も昔とは比べ物にならないほど激増しています。
1995年、2012年、2023年の数学の問題を並べてみました。これを御覧ください。
左端が1995年、真ん中が2012年、右端が2023年の問題です。
びっくりしませんか?
昔とは問題数が全然違うんです!
単純にページ数だけで比較しても
1995年に対して2023年は約4~5倍。
2012年の問題と比較しても、2倍近い分量です。
文章の量も多くなり、難度ももちろん上がっています。
さらに、「会話文による誘導」「教科書ではあいまいに濁しているポイントなどを突いた問題」も含まれており、
数学の典型問題を解く力だけでなく、各分野・単元の深い理解、国語力、高度な論理力、思考力、発想の転換、イメージする力なども必要です。
「パターンにあてはめて解く」「手順を覚えて解く」
という、数学の苦手な生徒さんが陥りがちな勉強法では、もはや太刀打ちできなくなっています。
数学が得意な生徒さんであっても、これだけの量を限られた時間の中で解き切って高得点を取ることはかなり難しいでしょう。
直前の演習や対策だけではどうにもならない試験に変貌しています。
高校生以下のお子様をお持ちの保護者さまは、
どうか是非、早めの学習習慣をお子様がつけられるようなご家庭での教育をお願いします。
ご家庭での教育に限界を感じましたら、もしくは限界を感じる前に、私どもTOSEMIグループにお問い合わせいただいて相談していただければと思います。