みなさん、模試を受験した後の成績帳票はどのように見ていますか??
点数、順位、偏差値など、これらは当たり前にみるとは思います!
高1・2生は学校で進研模試を年に3回(7月、11月、1月)に受験します。
高3生は、これから学校でも模試を受験する機会が増えますので、今日はもう一つ
別の視点や角度から模試の帳票の見方をご説明します!
まず、模試の種類についてです。
進研記述模試については、進学校であれば、通常は高1生から受験します。
大学入学共通テストを受験する現役生がおよそ44万人なので、ほぼ、大学受験を目指す生徒が
受験すると思ってもらってよさそうですね。
一方で駿台全国模試になると、受験者数が一気に減ります。
おそらく、難関系を目指す生徒が受験するケースが多いようです。
このように模試によって受験者数が異なることをまずはご理解ください!
では、実際に模試の成績を見るときのポイントについて説明します。
①点数について
必ずその模試の平均点と比較しましょう。模試ごとに問題の難易度が変ります。
前回、前々回の点数を比べたくなりますが、そこの比較は個人的にはあまり意味がないと思います。
『点数が上がった!』『下がった涙』というのは、あくまでも前回や過去の自分の一番高得点と
比較している人が多いですね。
②順位について
高1・高2生は自分の受験した県内の順位を意識しましょう。
例)大分県だと・・・
R5年の共通テスト志願者数が3,447人(現役は 3,093人)となっています。
およそ毎年1500人~1600人が現役で国公立大学に進学するので、
まず、国公立大学を目指します!という人は県内で最低でも1500位くらいに
いないといけないことが分かります。
③受験生マークタイプ模試について
各予備校ごとで、難易度や範囲が違うことを知っておきましょう!!
出題形式についても、バラバラですね。
おそらく、模試ごとで合計点数が100点くらい変わることもあると思います。
マークタイプ模試ですが、一番大切な視点としては、
【みなさんの志望校に合格した先輩が同じ時期で何点取っていたか】
という視点になります。
9月はどこの学校でも進研マーク模試が行われますね。
この模試を例にとって、九州圏内の大学をいくつかを具体的に大学別にみてみると
九州大学 経済学部 600点~650点
九州大学 工学部 600点~630点
大分大学 理工学部 450点~500点
大分大学 経済学部 ~500点
※過去の9月進研マーク模試の事例をもとに予測しています。
というところでしょうか。
最後に
模試は『成績を上げるために受験する』ということが大前提です!
模試を積極的に活用して、頑張っていきましょう!