みなさん、こんにちは!
いよいよ共通テストまで残り2週間となりました!
共通テストが終わると、
受験校の決定、国公立大学の出願、私立大学受験、国公立大学前期試験
という流れで、一気に慌ただしくなります。
そこで今日は、共通テスト後、受験校を決めていくときのポイントをみていきましょう!
1 合否判定(A~E)
まずは、共通テストの得点からの合否判定です。
各予備校からの判定になりますが、予備校ごとに若干の差異はあると思います。
そこで、複数の予備校のデータを参考にされることをお勧めします。
また、判定はあくまでも『合格する可能性』になりますので、
『A判定だから、必ず合格する!』 『E判定なので合格は不可能』 ではありません。
※A判定でも不合格になったのは、自分自身の経験からです(涙)
※E判定でも合格した生徒は過去にいますが、センター試験の時代の話しなのと、二次試験を重視する大学でした
ので、あくまでも参考程度にと思ってください。
出願は前期、中期、後期を同時に行うため、その組み合わせをよく考えておく必要があります。
判定は受験校を決定する一つの材料の中で、出願の選択の可能性を絞り込むものと思っておくとよいかと思います。
2 募集定員
受験生はついつい『判定』に目がいきがちになりますが、この募集定員も受験校を決定するときの重要な一つの要素となります。
定員が少ないところは、出願予定者が多くなると高倍率になってしまいます。
逆に定員が多くなると、その分、勝負するライバルが多くなります。
自分の受験したい大学・学部の募集定員をきちんと把握して、自分の共通テストの点数だとおおよそ
定員の中でどのくらいの位置(順位)になるかも、各予備校のデータリサーチを参考にしてみてください。
3 倍率
国公立大学の全募集人員に対する志願倍率は、ここ2年、およそ4.3倍というところです。
入試日程(前期、中期、後期)で、もちろん異なりますし、学部学科によっても異なりますのであくまでも平均という数値です。
倍率については、『隔年現象』と言われる現象が起きやすく、昨年の倍率が高いと翌年は低くなったり
ということが起こります。例えば、志願者が増加した年は倍率が高くなり、そのデータを見た翌年の受験生は
「倍率が高いので難しいだろう」と考え志願者が減少し、また翌年は「前年は倍率が低かったので合格しやすいだろう」
と考え志願者が増加する、といった流れを繰り返します。
受験校を決めていく際に、倍率を一つの参考にされる場合は、遡って3年、4年分の倍率を見ておくことも必要かもしれません。
4 合格者の得点
最後に、合格者の得点は必ず見ておきましょう。
過去3年分の合格者の平均点、最低点を確認して、自分の共通テストの得点から二次試験で
どのくらい点数を取らないといけないかをシミュレーションしましょう。
過去問は必ず解いて、出題傾向、時間配分、難易度をチェックして、どのくらい正答できるかも確認していきましょう。
最後に。共通テストが終わり、出願までの時間の中、いろんな情報をかき集めて、少しでも合格可能性が
高いところを選択するということは、もちろんですが・・・
大前提として、自分の夢が実現ができるかどうか?
ここを一番忘れてはいけないと思います。というのが、私個人が出願指導を15年近くやってきて、一番に思うところです。
行ける大学ではなく、行きたい大学に合格できれば、本当にHAPPYですね!!