今どきの中高生の英語力は??

2026-06-23 12:00

令和9年1月(第3回検定)から、英検も6級、7級が新設され、英語を取り巻く環境が、私たちの子どもの頃とは大きく変わってきました。

「私たちの頃とは違って、今は英検が大事らしい…」と耳にしているお母さんも多いと思います。

先日、文部科学省から最新の調査結果(令和7年度 英語教育実施状況調査)が発表され、中高生の英語力のリアルな現状が見えてきました。今回は、この最新データと、気になる昨今の受験事情を踏まえて、お母さんたちが知っておくべきポイントをお伝えします!

 

1. 中学生の英語力は順調にレベルアップ!でも「住む場所」で差が出る?

国が掲げている中学生の目標は、「中学校卒業段階で英検3級程度(CEFR A1レベル相当以上)の力をつけること」です

  • 全国の半分以上が目標をクリア! 最新のデータによると、54.6%の中学生がこの目標を達成しています。調査が始まって以来、割合は増加しており、お子さんたちの英語力は確実にレベルアップしているんですね

  • 気になる「地域格差」 ただ、少し気になるのが地域による差です。国が「5割以上の生徒が達成すること」を目標としていますが、これをクリアできたのは全67自治体のうち39ヶ所でした。 グラフを見ると、8割を超える自治体がある一方で、30%台にとどまる地域もあります「どこの都道府県に住んでいるか」によって、英語検定のチャレンジ機会に大きな差が出ているのが現実です。

中学3年生で英検3級相当以上の英語力を持つ生徒の割合は都道府県・指定都市別にみると 1位がさいたま市88.9% 2位が福井県で84.6% 3位が横浜市で71.6%。福井県、すごすぎませんか??

 

2. 高校生の英語力もアップ!でも「選ぶ学科」で環境が激変

高校生の目標は、「卒業段階で英検準2級程度(CEFR A2レベル相当以上)を6割以上、英検2級程度(CEFR B1レベル相当以上)を3割以上の生徒が達成すること」です

  • こちらも約半分がクリア! 英検準2級程度(A2レベル相当以上)を達成した高校生は52.4%で、こちらも増加傾向にあります

  • 普通科と国際系で大きな差が… ここで注意したいのが「高校の学科ごとの格差」です。「英語教育を主とする学科及び国際関係に関する学科」では、なんと94.0%もの生徒が目標を達成しています。 一方で、一般的な「普通科」では65.8%、「その他の専門学科及び総合学科」になると22.5%にとどまっています。 高校や学科選びの段階で、英語を伸ばせる環境に「二極化」が起きていることが分かりますね。

 

3. 【重要】大学受験は「英検を持っていると有利」から「必須の条件」へ!

そして、お母さんたちに一番知っておいていただきたいのが、大学入試の劇的な変化です。ニュースなどでも報じられている通り、英語の試験事情は大きく変わってきています。

ひと昔前までは「英検を持っていると入試で加点されたり共通テストや2次試験で満点扱いになってラッキー(有利になる)」という位置づけでした。しかし今は、一定の級(準2級や2級以上など)を取得していることが、「出願するための必須条件」になっている大学も出てきています。

つまり、「英検を持っていないと、そもそも受けたい大学の試験すら受けられない」というケースが増えているのです。今回のデータでも中高生の英語力が過去最高水準に伸びていますが、その背景には、こうした「大学入試のシステム変化」に合わせて、学校や生徒たちが必死に資格取得に取り組んでいるという事情があります。

まとめ:親として今からできるサポートは?

お子さんの英語力を伸ばし、将来の選択肢を減らさないためには、早めに「英検取得」を意識したステップアップを計画することがとても大切です。 「中学生のうちに3級、高校生で準2級〜2級」という国の目標は、そのまま大学受験を乗り切るための「当たり前の基準」になりつつあります。

「うちの子、英語は後回しになっているかも…」という場合は、まずは今の実力試しも兼ねて、身近な英検へのチャレンジをお子さんと一緒に話し合ってみてはいかがでしょうか?

やはり、中学生のうちに、英検にはチャレンジさせておきたい!自分の都道府県の中学生の英語力を見て本当にそう思います。

<文部科学省>

令和7年度「英語教育実施状況調査」の結果について

https://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/gaikokugo/1415043_0007.htm

 

資料請求
お問い合わせ