こんにちは、大分・宮崎・福岡の学習塾 東セミの高橋です。
共通テスト理科基礎の全体概観を報告します!
物理基礎は難易度は昨年並みで、設問数、マーク数が減少していました。
また、第3問は対話形式になっており、複数の単元からの総合問題としての出題でした。
生物基礎は設問数は変わっていなかったですが、マーク数が1個増加。
昨年同様、「思考力」を問う問題が多く出題されていました。
昨年と異なるのは実験考察問題の分量が多かったところです。
処理に時間がかかり、昨年度よりやや難しくなっている印象でした。
地学基礎は大問数は増えましたが、設問数やマーク数に変更はなく、
自然環境と災害に関する問題が出題されていました。
化学基礎はマーク数は2個減少していましたが、設問数は3個増加。
第2問では、蒸留をテーマにした思考型の問題が出題されており、
リード文をよく読み、グラフや表を基に解答を導く必要があり、
蒸留の仕組みをきちんと理解していないと難しい問題だったという印象です。
生物基礎、化学基礎が昨年よりもやや難しくなっているので、選択科目によっては
大変な試験だったのではと思われます。