全国学力調査の結果が発表されました!
こんにちは!
今回は、今年の「全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)」の結果についてお伝えします!
📚全国の子どもたち、どうだったの?
4月に小学6年生と中学3年生を対象に行われた学力テスト。
その【全国平均】の結果が、7月14日に発表されました。
結果を見ると…
❗国語と算数・数学の成績が、前の年より少し下がっていました。
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小6 国語:67.0%(去年は67.8%)
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小6 算数:58.2%(去年は63.6%)
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中3 国語:54.6%(去年は58.4%)
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中3 数学:48.8%(去年は53.0%)
特に**中3の国語(記述式)**は、過去いちばん低い結果に…。
ちょっと心配ですね💦
毎年ニュースになる記述式の正答率は25.6%
そのうち根拠を明確にして自分の考えを書く問題は正答率17.4%で無回答が27.7%
小学生の夏の宿題の定番、読書感想文が近年選択制になっていて、”文字を書く機会”が減っていることも要因かもしれません。
🧪理科はどうだった?
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小6 理科:57.3%(2022年は63.4%)
→ 「エネルギー」の分野が苦手だったようです。 -
中3 理科は、タブレットでのテスト(CBT)になりました!
→ スコアは「505点(平均500)」とまずまずの結果でした✨
✍️ どんな力が弱かったの?
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小6 国語:「読む力」や文章の理解力に課題。
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中3 国語:「言葉の使い方」や表現の正確さが難しかった様子。
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算数・数学:「データの活用」は得意な子が多いけれど、理解に差が大きいことがわかりました。
💡これからの学びにどう生かす?
文部科学省は、
「子どもたちの実態をふまえて、今後の授業改善に活かしていきたい」
と話しています。
今回のテストで、タブレット(CBT)による新しい形式が始まったことで、
来年以降の比較ももっと正確にできるようになるそうです📊
※今後は、CBT化の導入が進み、2026年度は中学校英語がCBT形式で実施。2027年度には全科目がCBT化される予定です。
🏠おうちでできることは?
成績だけでなく、「どこでつまずいているか」を知ることが大切。
「読む力」「表現する力」は、家庭での声かけや読書習慣でも育ちます🌱
「今日は学校でどんなことを学んだの?」
「このニュース、どう思う?」
そんなやりとりが、子どもたちの力になります😊
🗓️今後の予定
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7月31日:詳細な結果分析が発表されます
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8月以降:都道府県別の結果が発表されます
自分の地域の様子がわかるのはもう少し先ですが、
全国の傾向を見るだけでも参考になりますね✨
🔸お子さんの「苦手」や「得意」を知るきっかけに。
🔸テスト結果を責めるのではなく、これからの学びにつなげていきましょう。
次回、続報がでしだい、お伝えしていきます!