玉井式国語的算数教室で育まれる3つの能力について
「算数の計算はできるけれど文章問題が苦手」
「国語の長文読解の問題が苦手」
「図形の問題がよくわからない」
これらのほとんどは、文章やイラストを具体的にイメージすることが出来るようになれば解決します。
ここでは、イメージング力アップを目的とした低学年向け教材「玉井式国語的算数教室」をご紹介します。
授業の流れ
玉井式国語的算数教室では、アニメーションを見て、その内容から出題される問題を解いていきます。
全てのテキストで、ストーリーがつながっており、3年間かけて1つのものがたりを見ます。
1 きほんのおはなし
まずは、新しい単元の導入をします。
小さい子どもたちでも楽しく学習できるように、ものがたりに登場するキャラクターたちが対話をしながら、新しい考え方を説明します。
映像を見た後、授業用テキストの基礎・応用問題を解いていきます。
2 ものがたり算数
次に、4分程度のものがたりを見ます。
ものがたりの中には、きほんのおはなしで習った新しい考え方が使える場面があり、映像を見た後に、テキストの問題を解いていきます。
自分の目でみて状況を把握することで、問題を解くために必要な考え方をイメージし易くなります。
3 かたちの形
図形の展開図や、立体の切断面、投影図など、言葉では説明が難しい問題を、アニメーションで学習します。
アニメーションのイメージを頭に残したまま、テキストの問題を解いていきますので、立体的なイメージができるようになります。
テキストの中でも難しい問題には、ヒント映像があり式の立て方やイメージの仕方を解説してくれます。
家庭学習について
授業で学習した内容を定着させるため、「できたかな?プリント」というテキストを宿題にしています。
授業で見たものがたりの続きが文章問題として出題されるため、子どもたちがすすんで宿題に取り組み、理解を深めることが出来ます。
また、低学年の家庭学習には、保護者の方のサポートが必要不可欠になります。
子どもたちが宿題をできる環境を作り、見守っていただくことで、家庭学習を習慣づけることが出来ます。
そのために、毎週「アプローチシート」をお渡しして、授業のねらいや、子どもたちの理解に役立つご家庭での声掛けをお知らせしています。
育まれる能力
玉井式国語的算数教室では、これらの学習方法によって
- 図形の問題や、長文を読んだとき、その状況をイメージする「イメージング力」
- 文章の内容も正確に読み取る「読解力」
- 論理的に思考する力、計算する力、試行錯誤する力などの「算数力」
この3つの力を身につけることが出来ます。
この力をつけることで、算数の文章問題や、国語の長文読解の問題、図形の問題が出来るようになります。
まとめ
先日、きらめきっずで玉井式国語的算数教室を受講していたから子どもたちが、中学受験準備のため塾へ移行しました。
難しい問題も多い中、諦めることなく問題に取り組み続け、3つの力をきちんと身につけることが出来たおかげか、現在、塾や学校の授業が簡単に感じるそうです。そのことは、あの子たちの自信になっているようで、とても誇らしげな顔をしていました。
現在玉井式を受講している子どもたちの成長が、とても楽しみです。