~変化する大学入試と、推薦入試のチャンスについて~
今回は、近年大きく変わってきている大学入試の現状と、特に注目すべき「推薦入試」について、ご案内いたします。
■ 推薦入試が大きく変化しています
最近では、大学入試の中でも特に推薦入試が注目されています。推薦入試には主に以下の2つの種類があります:
- 学校推薦型選抜
→ 高校の調査書や成績をもとに、推薦枠で受験する制度。
→ 「指定校推薦」「公募推薦」などがあります。 - 総合型選抜
→ 高校からの推薦がなくても、生徒自身の意思で出願できる制度です。
この中でも、総合型選抜の定員は年々増加傾向にあり、今後さらに拡大していくと見られています。
そのため、「この大学に行きたい!」という強い気持ちと準備があれば、ワンランク上の大学に合格するチャンスも広がっています。
■ 総合型選抜の特徴とメリット
総合型選抜の大きなポイントは、評定平均などの基準を設けていない大学が多いということです。つまり、成績に関係なくチャレンジできる可能性があります。
ただし、受験前に小論文の練習や面接対策など、事前の準備に時間がかかるという面もあります。
一方で、年内に合否がわかるというメリットも大きく、合格すればその後の高校生活を安心して過ごすことができます。
このように、「推薦入試」は進路を早めに決められる大きなチャンスとなります。
■ 「学力がなくても大丈夫」は誤解です
中には、「総合型選抜なら勉強ができなくても合格できる」と考えている方もいるかもしれません。
しかし、近年は制度が見直されており、学力試験を実施する大学も出てきています。
また、小論文や面接では、
- 自分の考えをしっかりとまとめる力
- 自分の夢や目標を相手にわかりやすく伝える力が求められます。
こうした力は、日々の授業や課題を通じて育まれるものです。
「推薦入試だから勉強しなくていい」という考えは通用しない時代になっているのです。
■ 推薦入試で合格をつかむ生徒の共通点
推薦入試を成功させている生徒には、いくつかの共通点があります。
- 強い志望動機がある
「どうしてもこの大学に行きたい!」という強い思いは、大学側にも伝わります。熱意は合否に直結する重要なポイントです。 - 将来の目標が明確
やりたいことがはっきりしている生徒は、大学にとっても魅力的です。
もちろん、まだはっきりしていない人も心配はいりません。情報を集めたり、行動したりすることで、徐々に見つけていくことができます。 - コミュニケーション能力と表現力がある
– 面接や志望理由書、小論文では、相手の意図をくみ取り、自分の考えを正確に伝える力が必要です。
– 同じ経験でも、「どう伝えるか」によって印象は大きく変わります。
■ 最後に
大学入試は年々変化しており、早めの準備がますます重要になっています。
特に推薦入試では、「どの大学に行きたいのか」「その大学で何を学びたいのか」といった気持ちが問われます。
ぜひ保護者の皆さまも、お子さまが将来について前向きに考えられるよう、日々の会話や情報共有を大切にしていただければと思います。
我々Tosemiも、皆さまの夢の実現を全力でサポートしてまいります!
