2025年度 全国学力テストの結果が出ました!
~小学校は好調だけど、中学校は課題あり~
全国学力テストってなに?
毎年行われている「全国学力・学習状況調査」。
小学6年生と中学3年生が、国語・算数(数学)・理科のテストを受けて、その結果が全国平均や都道府県ごとにまとめられます。
全国のようす
今回も、秋田県や福井県、富山県などは安定して上位に入りました。
でも一方で、中学の数学では全国平均が50%を下回る問題も出てきて、地域によって差が大きいことが分かりました。
「小学校では差が小さいけれど、中学校になると一気に差が広がる」
──これが今回の大きな特徴のひとつです。
大分県の結果はどうだった?
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小学校(6年生)
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国語:正答率69%(全国4位タイ)
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算数:60%(全国4位タイ)
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理科:60%(全国5位タイ)
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全科目で全国平均を超え、全国6位タイ!(昨年は13位タイ)✨
2010年の41位から順位が徐々に上がっていき、小学校は今回は今までの中ではベスト順位でした。
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中学校(3年生)
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国語:正答率53%(30位タイ)
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数学:45%(35位タイ)
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国語・数学ともに、全国平均を下回り、全国35位タイ(昨年は27位タイ)
小学校は好調でしたが、中学では全国平均を下回り、順位も下がってしまいました。
大学入学共通テストの全国平均点も、40位前後であることが多いので、中学生での学習をしっかりと固めておきたいですね。
どうして中学になると差が出るの?
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学習内容が一気に難しくなる
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文章題や応用問題でつまずく子が多い
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基本の理解が不十分なまま進んでしまう
こうした理由から、「低学力の子どもが増えてしまう」との指摘もあります。
お母さんにできること
「うちの子、大丈夫かな?」と不安に思う方もいるかもしれません。
でも大切なのは、テストの順位よりも日々の学びの積み重ねです。
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家での声かけ(「今日はどんな勉強したの?」と聞くだけでもOK)
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苦手そうなところは一緒に振り返る
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得意な分野をほめて伸ばす
こうしたサポートが、お子さんの自信につながります。
まとめ
今回の全国学力テストでは、
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小学校は全国的に高い成果
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中学校では地域差と課題が浮き彫り
という結果でした。
大分県は「小学生は好調・中学生は課題あり」という形です。
でも大事なのは、結果を「気づきのきっかけ」にして、先生も家庭も一緒に子どもを支えていくこと。
お子さんの「できた!」を一緒に増やしていけるといいですね😊
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